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2012年5月30日CentOS 6.2に対応したlinux_base-c6登場

ports

linux_base-c6 for CentOS 6.2

CentOS 6.2に対応したlinux_baseがemulators/linux_base-c6としてPorts Collectionに追加されました。CentOS 6.2の最小インストールに相当する環境のインストールを提供します。デフォルトのLinux環境はFedora 10相当のemulators/linux_base-f10のままです。

まだ実験段階にあるためlinux_base-c6がデフォルトで採用されるわけではありませんが、将来的にはCentOS系のlinux_baseがデフォルトに採用される可能性があります。CentOSは予定されているサポート期間がとても長く、メンテナンスしやすいという特徴があります。

FreeBSDはLinuxバイナリをネイティブに実行する機能「Linuxバイナリ互換機能」を提供しています。エミュレートするわけではなく、Linuxカーネル向けのシステムコールをFreeBSDカーネル向けのシステムコールに差し替えて実行するといった機能で、処理速度が高速という特徴があります。

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