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pkgng
- Ports Collection and pkg(8)
Ports Collectionとpkg(8)は今のところお互いの管理関係性が弱いので、
使用する場合には共用せずにどちらかに割りきって使うほうが良いと言えます。ただし、 どうしても特定のソフトウェアだけはこのコンパイルオプションでビルドして使う必要があるとか、 pkg(8)に対応していないソフトウェアを使う必要があるためpkg(8)とPorts Collectionを併用する必要があるといったシーンもあります。 いくつかやり方があるかと思いますが、
共用する場合にはなるべくpkg(8)をベースのパッケージ管理システムとして利用し、 Ports Collectionからインストールされるソフトウェアは最小限に保つというのが、 ひとつの方法になると思われます。たとえば次の/var/ db/ pkg/は、 Ports Collectionからインストールしたアプリケーション情報と、 pkg(8)経由でインストールしたアプリケーション情報の双方があるケースです。pkg(8)ではインストールできないものをPorts Collectionからインストールして使っています。 Ports Collectionからインストールする段階で、
すでにpkg(8)経由でインストールされているにも関わらず、 上書きする形で関連するソフトウェアがインストールされてしまうことがあります。この場合、 次のようにpkg(8)のinstallサブコマンドに-y -fのオプションを指定して、 pkg(8)からデータを上書きすることで対処します。 将来的にはすべてpkg(8)で管理できるようになると見られますが、
導入がはじまった現在ではこうした方法で共用していく必要があるシーンもあるとみられます。