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2013年5月13日Debian GNU/kFreeBSD 7.0 Wheezy登場

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Debian GNU/kFreeBSD 7.0 Wheezy released

DebianプロジェクトからDebian GNU/kFreeBSD 7.0 Wheezyが公開されました。FreeBSD 9.0系カーネルを採用したkfreebsd-amd64版、kfreebsd-i386版が公開されているほか、Linuxカーネルを採用したDebian 7.0 Wheezyも同時に公開されました。FreeBSDカーネル版もLinuxカーネル版もインストーラはほとんど同じです。

Debian GNU/kFreeBSD 7.0 Wheezyではディレクトリ構造などはDebian 7.0 Wheezyに準じているため、カーネルファイルや過ネールモジュールのディレクトリパスはFreeBSDとは異なる場所に設置されています。機能としてはJail(8)が利用できるなど、Linuxカーネルでは提供されていない機能を使うことができます。ファイルシステムもUFS2が採用されており信頼性の面で有利です。

Debianはリリースバージョンのサポート期間が長いため、サーバユースで人気があります。パッケージ管理システムの完全性が高く扱いやすいところにも定評があります。Debian GNU/kFreeBSD 7.0 WheezyはそうしたDebianの利点を活かしつつ、カーネルにFreeBSDを採用しているためサーバ用途の安定性という面で興味深いプロダクトになっています。

これまでハイブリッドタイプのディストリビューションは実験的な側面がありましたが、Debian GNU/kFreeBSD 7.0 Wheezyは完成度が高く、FreeBSDカーネルベースのディストリビューションとして価値のあるプロダクトです。

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