project
- FreeBSD Google Summer of Code 2013
Google Summer of Code 2013の申請審査結果が発表されました。FreeBSDプロジェクトからは15名の学生のプロジェクトが参加しています。それぞれ詳細は次のとおりです。
- "XEN HVM Guest Support"、
Bei Guan氏 - "net80211 rate control API - 802.
11n extensions "、Chenchong Qin氏 - "Port data compression services and video codecs to Capsicum"、
Daniel Peyrolon氏 - "Qt and GTK+ Front Ends for PKGNG"、
Justin Edward Muniz氏 - "Unattended encrypted kernel crash dumps"、
Konrad Witaszczyk氏 - "packagekit backend for pkgng"、
Matt Windsor氏 - "Port GlusterFS to FreeBSD"、
Mike氏 - "FreeBSD FUSE"、
neeraj - "VirtualBox shared folder support for FreeBSD guests"、
Oleksandr氏 - "Write new features for Capsicum"、
oshogbo氏 - "USB device passthrough support on BHyVe"、
浅田拓也氏 - "PkgNG pluggable solver framework"、
Vsevolod Stakhov氏 - "AHCI device model in userspace for bhyve"、
Zhixiang Yu氏 - "BHyVe suspend/
resume feature "、米司伊織氏 - "Intelligent Download manager service for the Ports Collection"、
Ambarisha氏
今年のSoCではBHyVeの機能強化、
Xenの性能向上、 pkg(8)の使い勝手の向上、 Capsicumの適用、 といったあたりに注目が集まっていることがわかります。提案されている開発がすべて性能した場合、 特にBHyVeは実用レベルの向上が期待されます。 Xen関連の開発は最終的にAmazon EC2におけるFreeBSD AMIの性能向上につながることが期待されます。Amazon EC2のFreeBSDインスタンスを使うことで、
エッジサーバといったレベルからHPC環境までオンラインで即座に構築することができます。Amazon EC2はXenで構築された仮想環境ですので、 Xen関連の性能向上はAmazon EC2での向上につながりそうです。 pkg(8)のGUIフロントエンドの開発は、
FreeBSDワークステーションでUbuntuやFedora、 DebianのようなGUIでパッケージ管理ができるようになることから、 初心者ユーザに対する取っ掛かりを下げるといった点で注目されます。 - "XEN HVM Guest Support"、