release
- OpenIndiana ongoing
OpenIndianaの開発が進んでいます。OpenIndianaは実質的にOpenSolarisの後継と位置づけられるディストリビューションで、
FreeBSD ZFSにとって重要な存在です。最近リリースされたPrestableのリリースは2013年8月9日に公開されたOpenIndiana oi_ 151a_ です。prestable8 OpenIndianaは現在、
Illumosベースのディストリビューションとしてリリースへ到達するための開発を進めています。まだIllumosベースのOpenIndianaの正式版は公開されていませんが、 感触として正式リリースへ向けた取り組みがかなりいい段階まで来たように思います。 OpenIndiana/
IllumosはFreeBSDのZFSにとって重要な存在です。OracleがOpenSolarisプロジェクトを実質的に終了させて以降、 FreeBSDプロジェクトはZFSの扱いを検討してきました。現在ではIllumosの提供するZFSを取り込んでいく方針になっています。この点でOpenIndianaの取り組みはFreeBSDにとっても重要といえます。 ZFSを独自開発していった場合、
ZFSプールに互換性がなくなるという問題があります。そうなるとFreeBSDのZFSプールはFreeBSDでしか扱えないといったことになります。大本の開発コードをマージする方針を続けた場合、 たとえばOpenIndiana/ IllumosのZFSプールをFreeBSDのZFSプールとしてインポートできますし、 その逆もできることになります。 OpenIndiana/
Illumosの開発はFreeBSD ZFSの発展にとって重要な存在です。ZFSはFreeBSDを特徴付ける重要な機能になっており、 今後はOpenIndianaの動向も含めて活動が注目されます。