release
- 9.
2-RC2 Now Available FreeBSD 9.
2-RELEASEへ向けた準備リリースの2つ目 「FreeBSD 9. 2-RC2」 が公開されました。FTPサイトからamd64版、 i386版、 ia64版、 powerpc版、 sparc64版のISOイメージとUSBメモリイメージをダウンロードできます。ソースコードで手に入れる場合にはreleng/ 9. 2を指定します。 アナウンスによるとRC1と比べて次の変更が取り込まれているということです。
- GPTパーティショニングツールによって発生する起動時の問題の修正
- いくつかのPCIディスクコントローラが起動時に見えなくなる問題の修正
- bootonly.
isoからシステムをイントールする場合誤ったFTPパスを指定していた問題の修正 - AAAAルックアップに関してMicrosoft DNSサーバとリゾルバの間で問題になっていたsendmailに関するバグの修正
- Adaptec 2230Sおよび2820SAにおいてMSIを無効化
- bsdinstall(8)およびbsdconfig(8)で使用されるFTPミラーリストを更新
- igb(4)において発生していたパニック問題を修正
- mlx(4)ドライバのアンロードまたはダウン時に発生していたパニック問題を修正
RC2のリリースはほぼ1週間遅れでのビルド開始となりました。FreeBSDの開発は週末ごとに一気に進む傾向があるため、
遅延は多くの場合で1週間単位で増えていく傾向にあります。現在のペースでビルドが進んだ場合、 9月の第1週または第2週あたりでFreeBSD 9. 2-RELEASEということになりそうです。 安定性やバグの修正、
セキュリティ対策、 新機能や性能などを加味すると、 現段階では新しく8系を採用する積極的な理由は見当たりません。安定したサーバが必要な場合にもFreeBSD 9. 2-RELEASEは適切なバージョンではないかと見られます。