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- VeriSign Embraces Open-Source FreeBSD for Diversity
『eWeek』 の記事 「VeriSign Embraces Open-Source FreeBSD for Diversity」 において興味深い内容が紹介されています。ルートネームサーバを運用しているVeriSignのCTOの発言を引用した記事で、 VeriSignのルートネームサーバにはFreeBSDとLinuxが採用されていることなどが紹介されています。 ルートネームサーバはインターネットを支える重要なインフラストラクチャです。VeriSignのCTOはこれに対し、
サービスの信頼性が第一であり、 これを実現するためにFreeBSDとLinuxをオペレーティングシステムとして採用していることを説明しています。特定のOSに依存するのではなく、 多様性をもたせることが重要であるという考え方です。 FreeBSDを選択した理由としては、
特定の目的に対してよく動作すること、 コミュニケーションをとることができるよいコミュニティがあること、 などが紹介されています。VeriSignではFreeBSDコミュニティへ参加してエコシステムを構築していく意思があることを説明しており、 その一環としてvBSDconのスポンサーシップを実施することなども説明しています。 FreeBSDプロジェクトとFreeBSDベンダは良好な関係を構築する取り組みを続けており、
VendorSummitを開催したり、 Developer Summitへベデロッパを参加させるなどしてコミュニケーションの強化を図っています。相互に要望を伝えることで開発を加速させたり、 プロジェクト側でハンドリングすべきこととベンダ側で開発すべきことの切り分けを実施し、 企業活動をより容易にするなどの目的があります。VeriSignのこうした取り組みも最近のFreeBSDを利用する企業活動のひとつです。