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- ruBSD 2013 first fires
2013年12月14日
(ロシア時間)、 モスクワのYandex本社Extropolisホールにおいてロシアでは初の開催となる*BSD関連のテクニカルカンファレンス 「ruBSD 2013」 が開催されます。参加は無料とされていますが、 座席に限りがあるため参加する場合には事前に登録するように求めています。参加登録はruBSD 2013のサイトから実施できます。 このカンファレンスは*BSD系オペレーティングシステムに関して最新技術の発表や*BSDベースシステムについて議論することを目的にしており、
対象はシステム管理者やプログラマとされています。発表者と発表内容は次のとおりです (敬称略)。 「FreeBSD 10. 0新機能紹介」、 Глеб Смирнов (Nginx) 「FreeBSDの新しいパッケージ管理システムpkg(8)解説」、 Всеволод Стахов 「FreeBSDと組み込みシステム」、 Руслан Букин (Machdep) 「FreeBSDとVT-d」、 Константин Белоусов (FreeBSD Foundation) 「netmapの使い方」、 Александр Черников (Яндекс) 「Yandex検索エンジンにおけるIPv6の実装」、 Михаил Зеленков (Яндекс) 「DTraceの基本的な使い方と機能解説」、 Вениамин Гвоздиков (Begun) 「後方互換性の問題点について」、 Theo de Raadt (OpenBSD Founder) 「OpenBSD pfの設計と実装および今後の展望について」、 Henning Brauer (BS Web Services) 「OpenBSD、 ローリング暗号化の紹介」、 Михаил Белопухов (.vantronix secure systems)
ほかの*BSD国際会議で発表することがあるコミッタやデベロッパからも発表があるようです。高速HTTPサーバとして普及しているNginxはもともとロシアで開発がはじまっていますので、
Nginxの社内から発表があるのは興味深いところです。 Yandexはロシア最大の検索サイトを運用している企業です。世界的には検索エンジンとしてGoogleがかなりの割合を占めていますが、
日本をはじめロシアや中国、 韓国などではローカル企業が提供している検索エンジンサービスが高い割合を占めているという特徴があります。ロシアはFreeBSDの採用が比較的高い地域でもあります。