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FreeBSD 10がリリースされたことで、
そろそろLinuxからFreeBSDへ戻ろうかな、 という話を最近よく耳にするようになりました。とくにpkg(8)の機能が強力で、 これのために戻ったほうが管理が楽になりそうだ、 ということのようです。 中でもFreeBSD 5またはFreeBSD 6のころにLinuxに移行した方がFreeBSD 10に戻ろうとしているようで、
あまりの世代のギャップに、 今のFreeBSDシーンがどうなっているのか、 いろんなことがこんなに簡単になったのか、 ということを知らないエンジニアの方が多いようです。 ということで、
まずはFreeBSD 10の存在を知ってもらい、 どういった機能が使えるようになったのか、 どんなことができるのか、 そういった発表を向こう1年ほどは東京を中心に全国各地で無料の説明会を開催していこうと思います。 第1回目はすでにATNDで告知しているとおり、
今週の木曜日に技術評論社本社5階の会議室で実施します。興味のある方はぜひご参加ください。 日時 2014年3月27日 (木) 19:00~21:00 (18:30開場) 定員 40 人 会場 技術評論社 本社ビル5F会議室 (東京都新宿区市谷左内町21-13) 参加費 無料 参加申込 http:// atnd. org/ events/ 48886 すでに紹介しているとおり、
次世代メジャーアップグレードバージョン 「FreeBSD 10. 0-RELEASE」 が登場しました。10. 0-RELEASEではいくつ大きな変更があるほか、 これまで望まれてきたさまざまな機能が追加されています。10で導入される新機能や大きな変更点などを取り上げ、 新しい機能をどのように扱ったらよいのか、 変更に関してどのように対処すればよいのかを詳しく解説します。Linuxしか扱ったことのないユーザの方にもぜひご参加いただきたい発表会です。 - 次世代パッケージ管理システムpkg(8)
- 次世代ハイパーバイザ/仮想環境基盤 BHyVe
- BINDをベースシステムから廃止/
UnboundとLDNSの導入と活用方法 - GCCをベースシステムから廃止/
LLVM Clangの導入 - Amazon EC2デフォルト対応/
Microsoft Hyper-Vデフォルト対応 - ZFS機能強化
(LZ4とその効果、 L2ARC圧縮による性能向上、 NOP Write最適化、 SSD対 応、 - オンラインでファイルシステムを拡張できるUFS growfs(8)
- 新しいカーネルレベルiSCSIターゲット/イニシエータ
- ファイアウォールpf(4)マルチコア対応
- ファイアウォールipfw(8)機能強化
- マルチコア/メニーコアで性能向上 Unmapped VMIOバッファ
- 高速ネットワーク通信機能NetMap
今後の開発方針など) FreeBSDはストレージソリューションや高性能アプライアンスでの普及が進んでいるほか、
PlayStation 4のカーネルや開発ツールとして採用されたり家電製品などでも採用が普及するなど、 ストレージ機能やネットワーク機能を必要とするさまざまなシーンでの採用が進んでいます。