pkg(8)のバージョン1.3.7がリリースされました。これまでと同じようにアップグレード手順を踏んでもよいのですが、その場合には通常のアップグレードと比較して再インストールされるパッケージの量が増えてしまいますので、次のような手順でアップグレード作業をすることが推奨されています。
まず、次のようにしてリポジトリをアップデートします。
次に、pkg(8)のみをバージョン1.3.7へアップデートします。最初のプロンプトで「y」を入力してpkg(8)をアップデートし、次のプロンプトでは入力しないでそのままリターンキーを押して処理を終了します。
次にパッケージ間の共有ライブラリ依存関係の更新を行います。この処理で共有ライブラリの依存関係が修正され、不要なアップグレード処理がなくなります。
ここまで処理したら、次のように通常通りのアップデートを実施します。
こうした処理が必要になったのは、バージョン1.3.7で共有ライブラリ依存関係の部分が大幅に更新されたことに理由があります。これまで共有ライブラリの依存関係には誤った部分がりましたが、1.3.7でそういった部分が改善されています。