こじまみつひろ氏は10月1日、「Plamo Linux 4.7」を正式公開した。Plamo Linuxはこじま氏が中心となって開発を進めているSlackwareベースの日本語Linuxディストリビューション。新バージョンは、今年2月に公開されたPlamo Linux 4.6の構成の延長線上にあるため、見た目や使い勝手にそれほど大きな変化はないが、主要なアプリケーションがいくつかアップグレードされ、KDE周りに大きな改善が図られているのが特徴だ。
変更があった主なソフトウェアは以下の通り。
- Linuxカーネル 2.6.30.7
- GCC 4.3.4
- glibc 2.10.1
- KDE 4.3.1
- GNOME 2.26.23
- Xfce 4.6.1
- ptetex3 20090610
- OpenOffice.org 3.1.1
とくにKDEに関しては使い勝手が向上し、これまで頻発していた文字化けがほとんどなくなったという。
ISOイメージはDVD版(1枚、約3Gバイト)およびCD版(全5枚)がそれぞれ用意されている。DVD版の起動イメージはgrub、CD版のほうは1枚目の起動イメージのみgrub版とisolinux版が用意されている。入手は以下のサイトなどから行える。
- URL:ftp://ftp.kddlabs.co.jp/pub/Linux/distributions/plamolinux/
- URL:http://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/distributions/plamolinux/