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2009年11月17日BeOSライクなディストリビューション「ZevenOS 2.0」リリース

ZevenOSコミュニティのLeszek Lesner氏は11月15日(現地時間⁠⁠、UbuntuベースのLinuxディストリビューション「ZevenOS 2.0」の公開を発表した。すでにLiveCDのISOイメージがダウンロード可能となっている。

ZevenOSは、BeOSライクなユーザインターフェースをLinuxデスクトップ環境で実現するオープンソースのプロジェクト。使いやすさ、ハイパフォーマンス、ネットブックを含む幅広いハードウェア環境での動作をめざしている。

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ZevenOS 2.0はリリースされたばかりのUbuntu 9.10をベースにしており、それに伴い、PulseAudioの採用、HALからDeviceKit/MagicKitへの変更など、前バージョン(1.1)に比べて多くの点が改良されている。最大の特徴である⁠BeOSライク⁠な部分についても、デスクバー、アイコンやGTK+テーマといった外観が、よりBeOSに近いものになった。また、ディスクマネージャがBFS(BeOSのファイルシステム)パーティションの自動識別をサポートするので、BFSマウントも可能だ。

LiveCDのサイズは700Mバイトにも満たないが、いくつかのお勧めアプリケーションをまとめた「MAGI 2」というアプリケーションランチャが別に用意されており、必要なソフトウェアを簡単にインストールすることが可能。そのほか、ビデオエンコーディングアプリケーションの「Encode⁠⁠、Haiku OSを試すことができる「Haiku-DD-Installer⁠⁠、システム診断ツールの「MAGI⁠⁠、メール、IMなどコミュニケーション環境を管理する「People⁠⁠、カスタムZevenOSを作成するためのリマスターキットなども用意されている。

デスクトップテーマも設定可能
デスクトップテーマも設定可能
ZevenOS
URLhttp://www.zevenos.com/

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