もうすぐクリスマス。もしあなたの友人がギークなLinuxユーザなら、こんなプレゼントを贈ってみては……という記事が『Linux Magazine』のオンライン版に載っていたので、そこでお勧めされているグッズを本稿でも紹介しよう。日本では手に入りにくいものもあるが、自分自身へのちょっとしたプレゼントにするのも楽しそうだ。
手のひらサイズのLinuxアプライアンスサーバ。個人ユーザ向きにアプリケーションプラットフォームをクラウドで提供している米Tonidoが提供している。搭載OSはUbuntu 9.04ベースで、Tonidoが選んだアプリケーションスイートがあらかじめインストールされている。アプリストア(Tonido App store)から新たにアプリケーションを取得することも可能。
小さなボディにはマニア好みの1.2GHz Sheevaプロセッサが載っており、消費電力はわずかに5~13W程度。メモリは512Mバイト(DDR2)、ディスク容量も512Mバイト(フラッシュドライブ)だが、外付けディスク(USB/フラッシュドライブ)をつなげば、WindowsやMacからもアクセス可能なNASとしても利用できる。
いろいろ遊べそうなTonidoPlug、お値段はたったの99ドル。プレゼント用にも自分用にも迷わずにすみそうですね。
Linux用に設計されているワケではないが、『Linux Magazine』によれば、数あるSSDドライブのなかでもKingstonのこのシリーズが最もお勧めとのことである。とくにノートPC用のタイプは、もう古いハードディスクに戻りたくない気持ちになってしまうこと請け合いである。
ノートPCを持ち歩くモバイルワーカーに、オサレなメッセンジャーバッグを
こちらもLinuxに限ったモノではないが、ノートPC持ち歩き派にとって、バッグ選びはけっこうやっかいな問題である。Yanko Designの「Message」というバッグは表面の封筒のデザインがとてもユニークで、まさしくメッセンジャーになった気分にさせてくれる。パッドやベルト部分もしっかりした作りで、防水加工もなされており、PCバッグとして申し分ない。白と黄色の2タイプ、価格は130ドル。
ご存じ、スイスの有名アーミーナイフメーカー ビクトリノックスのアーミーナイフ。サイバーツール29Tは、自作PC派が多いLinuxユーザの強い味方。パーツのアップグレードや古いハードウェアの破壊にどうぞ。ハンドルのスケルトン部分がギークには受けるらしい。価格は7,500円。なお、サイバーツールシリーズには、34機能がついた「サイバーツール」、白色LED付きの「サイバーツールライト」もある。
Ubuntuグッズ
プレゼントに1万円も使えないよ……というきびしい予算に悩まされているのなら、Ubuntuのリリース元、Canonicalのショップサイトに行こう。Ubuntuのロゴが入ったTシャツやマグカップ、キーホルダーなどがお手頃価格で手に入れられる。この秋リリースされたUbuntu 9.10のコードネーム"Karmic Koala"にちなんだコアラTシャツもあるが……ちょっと微妙なセンスかも。ネタであれば許されるか!?