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2010年2月19日NVIDIAユーザ待望の3DサポートがFedora 13で実現

本コーナーでも何度かお伝えしてきたNVIDIAドライバ"NOUVEAU"は、Red Hatの技術者が中心となって活動しているプロジェクトの成果物である。NVIDIAハードウェア上でも、Linuxで3Dアクセラレーションを実現する技術として注目されており、次のカーネルにもマージされることが決定している。そして、5月中旬にリリースが予定されているFedora 13では、ほとんどのLinux+NVIDIAマシンで、3D/OpenGLがサポートされることになりそうだ。

Fedora 12ではすでにNVIDIA上で2Dアクセラレーションは可能になっているが、次のFedora 13ではMesaドライバのパッケージ(mesa-dri-drivers-experimental)をアップデートすることで古いNVIDIAマシンを、Gallium3Dドライバで比較的新しいNVIDIAハードウェアをそれぞれサポートするという。

Fedoraの開発者のひとりでRed Hatに在籍するAdam Williamson氏は、自身のブログ「Spring RTSフレームワーク、ウィンドウマネージャのCompiz, 3DゲームのNeverballやFoobillard、Quake 3などが、それほどストレスを感じることもなくGeForce 9400GT上で動作した」と報告している。

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