ITベンダ主催のカンファレンスに行くと、おみやげでそのベンダの名前や製品名がでかでかと書かれたTシャツをもらうことがあるが、自宅以外では着られないデザインのものが多かったりする(自宅でも着ないかも…)。OSS系だとMozillaの火狐シャツやCanonicalのUbuntuシャツがあるが、もう少しバリエーションがほしいところ。
Linux Foudationの情報サイトLinux.comにはショッピングページがあり、そこではマグカップなんかと一緒にTシャツも売られている。ここで新しく商品化するTシャツのデザインコンテストが2月から行われており、現在、100以上の応募から最終候補に選ばれた6作品が表示されている。栄えあるグランプリ作品は読者の投票によって選ばれることになっている。受け付け期間は6月6日(米国時間)まで。発表は8月にボストンで行われるLinuxConで行われるそうだ。
ベスト5じゃなくて6というところが中途半端な感じがするが「あまりにもすばらしいデザインが多くて、5つに絞りきれなかった」そうだ。その6作品のタイトルはというと、次のようになっている。
- The Colors of Linux
- I Am Root
- The People's Product
- Linux is Great
- There's No Place Like /home
- Two Linux Penguins Sharing an Iceberg
"Linux is Great"は日本人のTsugikazu Shibata氏によってデザインされたもの。縦書きで「利奈久州上等」と書かれている。「Linuxはときどきコントロールできなくなるけど、そこがGreat(上等)だぜ! Linuxをコントロールできるヤツなんて誰もいない」という意味がこめられているそうだ。
投票は誰でもできるので、気に入った作品をポチっとしてみてはいかがだろう。ちなみに27日現在"The People's Product"が一番人気、"There's No Place Like /home"と"The Colors of Linux"がこれに続いている。"Linux is Great"はというと……なんと最下位である。"上等"のニュアンスは日本人以外には通じにくいのかも。