Linux Daily Topics

2010年6月22日Google、Linuxユーザにはうれしいコマンドラインツール「GoogleCL」公開

Googleは6月19日、コマンドラインツール「GoogleCL」を公開した。PicassaやYouTubeなど、Googleのおもだったサービスへのアクセスをコマンドライン上で実行できるユーティリティで、現在のバージョンは0.9.7、ライセンスはApache License 2.0。Linux/Mac/Windowsで動作する(Windowsで動作させる場合はIsaac Truett氏のブログのエントリなどを参照⁠⁠。

GoogleCLで扱えるGoogleのサービスは以下のとおり。

  • Blogger
  • Calendar
  • Contacts
  • Docs
  • Picassa
  • YouTube

たとえば、ローカルディスクの/photos/cats/以下にあるネコ写真で、"Cat Photos"という名前のアルバムをPicassa上に作りたいときは、

$ google picasa create --title "Cat Photos" ~/photos/cats/*.jpg

のようにコマンドを入力すればOK。その他のサービスの使用例もGoogleCLのページで紹介されている

GoogleCLはPythonで書かれたアプリケーションであるため、Pythonライブラリであるpython-gdata()をあらかじめインストールしておく必要がある。Pythonの古いバージョン(1.2や1.3)ではGoogleCLが動作しないので、2.0以降のバージョンにアップグレードしておこう。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧