The openSUSE Projectは7月15日(現地時間)、当初のスケジュール通り、openSUSE 11.3(32ビット版/64ビット版)を正式公開した。多くの変更点の中でも特筆すべきはネットブックのサポート開始、そしてクラウド上でバックアップ/ファイル同期を行うオープンソースソフト「SpiderOak」の採用が挙げられる。
今回から本格的にサポートを開始したネットブックについては、KDEプロジェクトの「Plasma Netbook Workspace」によるアプリケーション起動システムがポイント。とくにメールやソーシャルネットワークへのアクセスが迅速かつ簡単に行える点が特徴だ。また、MeeGoへの対応も行われており、「MeeGo on openSUSE」というパッケージが提供されている。