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2010年7月29日GNOME 3.0はまたもやリリース延期、来年3月に

ユーザも開発者も長いことその登場を待ち望んでいるGNOME 3.0。この9月にはようやく正式公開か……と思っていたら、残念なことにまたもや延期となるようだ。7月28日、GNOMEリリースチームは「7月26日に行われた開発者向け年次カンファレンス"GUADEC"での討論を経て、我々はGNOME 3.0を世に送り出すには、あと半年必要だという結論に達した」と発表した。これにより、GNOME 3.0のリリースは早くて2011年3月となる見込みだ。

GNOMEは6ヵ月に一度の頻度でリリースを行うことで知られている。Ubuntuが年2回、4月と10月にバージョンアップするのはGNOMEのリリースに合わせるためだ。10月リリース予定のUbuntu 10.10(Maverick Meerkat)では、GNOME 3.0の実装が期待されていた。今回のリリース遅延により、UbuntuにGNOME 3.0が載るのはUbuntu 11.04以降になる。

リリースチームの発表によれば、9月にはGNOME 2.32とともに、GNOME 3.0のプレビュー版をリリースしする予定だという。そして「十分な期間をもってユーザからのフィードバックを反映し、テストを行い、3月には万全の体制でGNOME 3.0を公開したい」としている。

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