Red Hatは11月9日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux 5.6 Beta」を公開した。
今回発表されたRHEL 5.6βの製品ファミリと対応アーキテクチャは以下の通り。
- Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform
x86、AMD64/Intel64、Itanium、IBM Power、System z
- Red Hat Enterprise Linux 5 Server
x86、AMD64/Intel64、Itanium、IBM Power、System z
- Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop
x86、AMD64/Intel64
Linuxカーネルには2.6.18を採用、アップデートされた主なソフトウェアには、DNSsecを改善したBIND 9.7、PHP 5.3、Ethernetレイヤファイアウォールのebtables、ネットワークパケット分析ツールのdropwathcなどがある。また、日本語IPAフォント(JIS X 0213:2004)も新たにサポートされた。
もっとも、RHELユーザにとっての最大の関心事は、今日明日にでも詳細の発表がウワサされているRed Hat Enterprise Linux 6についてだろう(現在のステータスはBeta 2)。RHELの久々のメジャーバージョンアップとあって、ユーザ/開発者からの期待は高い。こちらも詳細が判明しだい、お伝えしていく予定だ。