Linuxを10年以上使っているユーザなら、
8月7日、
なぜGentoo Linuxはこんなになってしまったのか? 長年のGentooユーザでテクニカルライターでもあるSusan Linton氏が興味深い分析を
- Gentoo特有のコンパイルシステム。ハードウェアが非力な時代は他のディストロに対してパフォーマンス面での優位性をもつことができたが、
ハードの性能が飛躍的に高まった現在では、 あまりありがたみが感じられず、 むしろ面倒。 - ファウンダーのDaniel Robbinsがプロジェクトを離れたことも痛かった。プロジェクトの顔となるようなリーダーの存在はやはり重要。ShuttleworthのいないUbuntu、
LinusのいないLinuxを想像できるか? - Gentooを冒涜することになるのかもしれないけど、
あえて言う。バイナリインストーラがないのはつらい。いまどきtarballの展開をインストール時に一般ユーザに強いるのは酷すぎる。手間も時間もかかり、 トラブルも起こりやすい。インストーラがあれば、 少なくとも 「試してみよう」 と思うユーザは増えるはず。 - たとえばKDEだけをアップグレードしたいとき、
わざわざコンパイルすることを考えるとものすごく面倒で萎える。一部のアプリについてはバイナリ版もあるけれど、 本当にごく一部。カーネルとFirefoxをえんえんコンパイルしたときの苦痛と言ったら……
- Gentoo Releases 11.
2 LiveDVD to Crickets - OStatic - URL:http://
ostatic. com/ blog/ gentoo-releases-11-2-livedvd-to-crickets
要するにGentooが一般ウケしない最大の要因は、
これからはほとんどのディストロがインストールや設定のさらなる容易性を謳う方向に進むことは間違いない。Gentooはこのままマニア向けの独自な個性を維持し続けるのか、