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2013年4月30日RAID 5/6サポート、SSDキャッシュ、goldfishエミュレータ…─新機能満載でLinux 3.9がリリース

先週の予告通り、当初の予定から1週間遅れの4月28日(米国時間⁠⁠、Linus TorvaldsはLinux 3.9を正式公開した。

主な新機能は以下のとおり。

  • BtrfsでのRAID 5およびRAID 6の拡張サポート
  • Android開発環境としてQEMUベースのARM仮想化プラットフォーム"goldfish"
  • デバイスマッパーにターゲットとしてSSDなど高速キャッシュデバイスが追加可能に
  • プロセッサとしてSynopsys ARC 700、Meta Imaginationを新たにサポート
  • KVMがARMでサポート
  • Intel開発のPowerClampドライバによる電力効率の改善
  • 新サスペンドモード"suspend-freeze"の追加(suspendに比べて電力消費量を低減)
  • Chromeノートのサポート
  • CONFIG_EXPERIMENTALの削除

その他、Btrfs関連の機能改善やDRMグラフィックドライバの変更などが多く見られている。

また、Linux 3.9の正式公開に伴い、Linusは次期リリースであるLinux 3.10のマージウィンドウをオープンしている。

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