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2016年6月13日Fedora 24が4度目のリリース延期、正式公開は6月21日に

Fedoraプロジェクトは6月9日(世界標準時⁠⁠、6月14日に正式リリースを予定していた「Fedora 24」の公開を1週間延期し、6月21日にリリースすると決定した。当初、Fedora 24は5月17日にリリースが予定されていたが、今回で4度目の延期となる。

Fedora 24 Final status is NO-GO -Fedora List Archives

リリース延期のおもな理由は「ブートローダー(GRUB2)のバグの修正が間に合わない」ことで、そのほかにもファイナルフリーズ(5月31日)以来、いまだに修正されていないバグがいくつか残っているという。わずか1週間でそれらのバグがすべて修正されるかどうかは疑問だが、これ以上の遅延は何としても回避したいところだ。なお、プロジェクトチームは6月16日に再度、Fedora 24をリリースするかしないかの判定(Fedora 24 Final Go/No-Go Meeting)を行う予定だ。

Fedora 24はカーネルにLinux 4.5を採用し、GNOME 3.0、KDE Plasma 5.6、LibreOffice 5.1、GCC 6など、多くの最新ソフトウェアが含まれることになっている。

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