Linux Daily Topics

2016年8月18日VirtualBox 5.1.4がリリース

Oracleは8月16日(米国時間⁠⁠、オープンソースの仮想化ソフトウェア「VirtualBox 5.1」の2回めのメンテナンスアップデートとなる「VirtualBox 5.1.4」をリリースした。前リリースの5.1.2から3週間後のアップデートだが、多くの機能追加やバグフィクスが実施されている。

主なアップデート項目は以下のとおり。

  • NVMeサポートの強化、VMの状態を保存する際にクラッシュするバグを修正
  • LinuxカーネルがLinux 4.7以降のバージョンの場合、ビルトインのビデオドライバが動作する
  • VRAMサイズが十分なグラフィックカードを備えた32ビットゲストであれば、同様にビデオドライバが正常に動作する
  • X.Org Serverのスクリーンがリフレッシュされないバグの回避策
  • Linux版インストーラに多くの修正パッチ、Ubuntu 14.04で報告されていた「xcb not found」のエラーも解決
  • Windowsホスト+特定のディストリビューションのLinux/Solarisゲスト環境でマウスポインタの不具合が起こるバグを解決
  • Mac OS Xゲスト用のスピーカーがふたたび利用可能に
  • Windows 2000でのVBoxTrayのトラブルを解決
  • Windows 10ゲストで生じていたオートリサイズの不具合を解決
  • 5.0.0以降、VBoxManageでクローンイメージを作成できなくなっていた不具合を解決

おすすめ記事

記事・ニュース一覧