openSUSEプロジェクトは8月31日、次期バージョンとなる「openSUSE Leap 42.2」のベータ版を公開、同時にLeapの正式リリースを11月16日にすると発表した。
- openSUSE Releases Leap Beta, Modifies Road Map - openSUSE News
現在、openSUSEはローリングリリースモデルを採用している「openSUSE Tumbleweed」と、SUSE Linux Enterprise(SLE)のソースコードをベースにすることでOSとしての安定性を強化した「openSUSE Leap」という2つのブランドが存在する。Leapの最初のバージョンは2015年11月にリリースされたopenSUSE Leap 42.1で、予定通りに開発が進めばちょうど1年ぶりのアップデートとなる。42.2ではsystemd 228やQt 5.6といった主要パッケージのアップデートも予定されている。
今後のリリーススケジュールによれば、9月21日にベータ第2版を、10月3日にベータ第3版を出して機能をフリーズさせた後、10月18日にリリース候補(RC)版を公開、問題なければ11月16日の正式リリースとなる。ちょうど11月7日にワシントンDCで開催されるSUSE Linuxのカンファレンス「SUSECon 16」のタイミングと重なることもあって、SUSEユーザにとっては11月は忙しい月になりそうだ。