KDE Plasma 5.9における最大の変更は、KDE 4.xで提供されていたグローバルメニューの再実装だ。グローバルメニューは作業中のアプリケーションウィンドウ上部ではなく、デスクトップ上部のバーにメニューを一元的に表示する機能だが、5.xからはサポートされなくなっていた。今回、多くのユーザのリクエストに応えるかたちで復活したグローバルメニューだが、4.x時代からインタフェースを改良、通常のグローバルメニュー表示(Plasma Widget)のほかに、アプリケーションウィンドウのバー上で一元的にメニューを表示できる機能を追加している。