Canonicalは6月6日(英国時間)、同社が提供する「Canonical Kernel Livepatch Service」の対象OSとして、Ubuntu 16.04 LTSに加えて3年前のバージョンであるUbuntu 14.04 LTSも含むことを発表した。
- Canonical Kernel Livepatch Service now available for Ubuntu 14.04 LTS! | Ubuntu Insights
このカーネルライブパッチサービスでは、1ユーザにつきマシン3台(64ビットIntel/AMDアーキテクチャのみ)まで無償で受けることができる。ユーザはマシンを再起動することなく、カーネルにセキュリティパッチを当てることができるが、これまでその対象OSはUbuntu 16.04 LTSに限られていた。今回のアナウンスにより、Linux 4.4ベースのUbuntu 14.04 LTSユーザでもSnapパッケージ(snapd)がインストール済みであれば、カーネルライブパッチサービスを利用できるようになる。なお、3台以上のマシンへの適用を希望する場合は「Ubuntu Advantage」からサポートパッケージを購入する必要がある。