DebianプロジェクトのAlexander Wirtは12月25日(ドイツ時間)、自身のブログおよび開発者向けメーリングリストにおいて「salsa.debian.org」のベータリリースをアナウンスした。SalsaはDebianの開発プラットフォームをGitLabへと移行するためのプロジェクトで、2017年夏からスタートしていた。
- salsa.debian.org (git.debian.org replacement) going into beta - a place called home
- salsa.debian.org (git.debian.org replacement) going into beta - debian-devel-announce
オープンソースのソーシャルコーディング環境としてはGitHubが依然として高い人気を誇っているが、ここ1、2年でGitLabを開発プラットフォームに選ぶプロジェクトが増えており、有名なところではDebianのほか、GNOMEも2017年夏にGitLabに移行している。
salsa.debian.orgは今後、4週間程度のベータ運用を実施し、順調に行けば2018年1月末には正式リリースとなる見込みだ。