Gentoo Linuxは6月28日(世界標準時)、同日20時20分に正体不明の何者かによってGitHubのページ(GitHub Gentoo)のコントロールが奪われたことを明らかにした。不正アクセス者は複数で、リポジトリ内のいくつかのコンテンツやページに手を入れたとみられる。
- Github Gentoo organization hacked - Gentoo Linux
その後の情報によれば、翌29日の4時26分にはGentoo側がコントロールを取り戻し、GitHubとともに修復作業と調査を続けているという。Gentooはユーザに対し、GitHub Gentooの利用を控えるように訴えており、現時点で一般からアクセスすることはできなくなっている。
Gentoo側は「GitHub Gentooは単なるミラーであり、マスターのリポジトリは我々自身が所有するインフラ上でホストされている。したがって開発にはなんの影響もない」と強調しており、今回の不正アクセスの全容とタイムラインをできるだけ早急にコミュニティに報告するとしている。