Windows NTとのバイナリ互換をめざして1996年にスタートし、現在もWindows互換OSとして開発が続けられているオープンソースプロジェクト「ReactOS」がこの夏、新たなマイルストーンに到達しつつある。7月29日付けでReactOSプロジェクトの開発者「extravert34」が投稿したブログによれば、「Google Summer of Code(GSoC) 2018」のプロジェクトとして取り組んでいたReactOSのBtrfsパーティションからの起動が可能になり、安定した状態に入っているという。「ReactOS公式の立場を代表するものではない」と但し書きされているものの、順調に開発が進めば次回以降のリリースで正式に取り入れられることになりそうだ。