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2018年11月21日Ubuntu 19.04 "Disco Dingo"が開発スタート、merged-usrがデフォルトに

Ubuntu開発者のMatthias Kloseは11月13日(世界標準時⁠⁠、2019年4月リリース予定の「Ubuntu 19.04(開発コード"Disco Dingo"⁠⁠」の開発がスタートしたことをUbuntu開発者向けメーリングリストでアナウンスした。

Disco Dingo is now open for development - Matthias Klose

もっとも、Disco Dingoの詳細はほとんど明らかになっていないが、Kloseは以下の4点について簡単に言及している。

  • Python 3.7がPython 3のデフォルトバージョンになり、かつ、唯一サポートされるPython 3のバージョンとなる
  • Perl 5.28へのアップデート
  • merged-usr(/usrディレクトリへの統合)が新規インストール時に限ってデフォルトとなり、/binは/usr/binのシンボリックリンクに(/lib、/sbinも同様に/usr/lib、/usr/sbinに)
  • OpenSSL 1.0がリムーブされ、OpenSSL 1.1.1にリプレース

なお、merged-usrは新規インストール時のみに限定されるため、既存のシステムをアップグレードする場合にはディレクトリの統合は行われず、従来どおりのディレクトリ構成となる。

現時点のスケジュールではDisco Dingoは2019年4月26日に一般提供が開始される予定となっている。

DiscoDingo/ReleaseSchedule - Ubuntu Wiki

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