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2018年11月22日Oracle、eBPFによるDTraceエンハンスのプランを公開

OracleのLinuxエンジニアリング部門でコンサルティングエンジニアを務めるKris Van Heesは、11月13日~15日に渡ってカナダ・バンクーバーで開催された「Linux Plumbers Conference」において、eBPFフレームワークをDTraceの実行エンジンとして拡張する計画があることを明らかにした。

eBPF as execution engine for DTrace -Kris Van Hees(PDF)

Oracleは今年2月、RHELクローンのUnbreakable Enterprise KernelをベースにしたOracle Linuxに、Solaris由来の動的トレース機能であるDTraceを統合し、パフォーマンスを大幅に改善したと報告していた。今回は、さらにLinux 4.1以降のカーネルに実装されているeBPFのさまざまな機能をDTraceの実行エンジンとして活用することでトレースのコストを減らし、より高速な処理の実現を目指している。

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