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2019年6月5日Linux 5.0シリーズのアップデート ―Linux 5.0のEOL、Linux 5.1.7、Linux 5.2-rc3

Greg Kroah-Hartmanは6月4日(米国時間⁠⁠、⁠Linux 5.0.21」のリリースを発表した。3ヵ月前の3月4日に公開された「Linux 5.0」の最後のメンテナンスアップデート(EOL)で、GKHはすべての5.0ユーザに対してアップグレードを呼びかけるとともに、できるだけすみやかなLinux 5.1への移行を促している。Linux 5.0.21とほぼ同時に、Linux 5.1の最新バージョンである「Linux 5.1.7」もGKHから公開されており、Linux 5.0のEOLにあわせてアップデートすることが推奨される。

Linux 5.0.21 -Greg KH
Linux 5.1.7 -Greg KH

なお、次期バージョンとなる「Linux 5.2」も順調かつ穏やかに開発が進んでおり、6月2日(米国時間)にはLinus Torvaldsが3本目のリリース候補(RC)版となる「Linux 5.2-rc3」を公開している。

Linux 5.2-rc3 -Linus Torvalds

LinusによればSPDX(Software Package Data eXchange: ソフトウェアライセンスの情報を簡単に把握するためのフォーマット)に関連したアップデートで若干の作業があったものの、コードを書き換えるほどではなく、手間のかかる修正作業はほとんど生じていないという。このまま進めば7月上旬にはLinux 5.2のリリースを迎えることができそうだ。

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