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2019年8月20日Debian 10 "Buster"をベースにした「KNOPPIX 8.6」リリース

「KNOPPIX Live GNU/Linux」の開発者であるKlaus Knopperは8月18日、Debian 10 "Buster"をベースにした「KNOPPIX 8.6」のリリースを発表した。

KNOPPIX 8.6.0 Public Release -KNOPPER.NET

KNOPPIX 8.6は最新版のBusterをベースにしているが、unstsableなテストバージョンである「Sid」のリポジトリもいくつか含まれている。カーネルにはリリース時点で最新のLinux 5.2を採用しており、32ビットおよび64ビットの両方をサポートする(64ビットCPUが検出された場合、ブートローダは自動的に64ビットカーネルで起動する⁠⁠。デフォルトのデスクトップ環境はLXDEだが、KDE Plasma 5.14またはGNOME 3.30を選択することも可能。

その他のおもなアップデートとしては

  • Windowsアプリをインストール/実行する「Wine 4.0」
  • UEFIセキュアブートのサポート
  • 再起動なしでオーバーレイパーティションの自動リサイズ
  • 専用ユーティリティ(またはddやcc)を使ったUSBフラッシュディスクへのISOファイルのダイレクトコピー
  • 「OpenScad」⁠Slic3r」⁠Blender」⁠Freecad」など豊富な3D関連プログラム

などが挙げられる。

なおDVDイメージからインストールする場合は、サイズが4GB以上(4429MB)となるため、FAT32パーティションにはストアできないことから、NTFSかLinuxファイルシステムを使用する必要がある。

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