The Document Foundaitonは5月12日、LibreOfficeの次期メジャーリリース「LibreOffice 7.0」の最初のアルファ版となる「LibreOffice 7.0 Alpha 1」の提供を開始した。対応プラットフォームはLinux/macOS/Windowsで、すでにダウンロードが可能となっている。
- LibreOffice 7.0 Alpha1 is ready for testing -LibreOffice QA Blog
- Test Pre-releases -QA/GetInvolved -The Document Foundation Wiki
LibreOffice 7.0では、グラフィックライブラリの「Cairo」から「Skia」への変更、Adobe Flash(SWF)のサポート終了、DOCXのインポート/エクスポートフィルタの改善など、ユーザインタフェースや機能面で多くのアップデートが予定されている。またプロジェクトが開始した2019年6月からすでに6213もの変更がコミットされ、1200以上のバグが修正されたという。The Document Foundaitonでは今回のAlpha 1の提供を通し、より多くのテストおよびバグレポートをユーザに呼びかけている。
- LibreOffice 7.0: Release Notes
LibreOffice 7.0の正式リリースは2020年8月初旬が予定されている。