Amazon Web Services(AWS)は8月31日(米国時間)、コンテナのホスティングに最適化したオープンソースのLinuxディストリビューション「Bottlerocket」の一般提供(GA)を発表した。開発はGitHub上で進められており、ロードマップも公開されている。
- Announcing the General Availability of Bottlerocket, an open source Linux distribution built to run containers -AWS Open Source Blog
- bottlerocket-os/bottlerocket | GitHub
- Roadmap -bottlerocket-os | GitHub
BottlerocketはKubernetes上でのセキュアなワークロード実行に特化したLinux OSで、SELinuxやeBPF、dm-verityなどが実装されているが、SSHはイメージに含まれていないため、デフォルトではSSHでログインすることはできない。サポートアーキテクチャはx86_64およびAArch64(ARM64)で、オープンソースライセンスはApache 2.0かMITライセンスが適用される。
BottlerocketはスタンドアロンOSとして運用することも可能だが、AWSは同社が提供するKubernetesサービス「Amazon EKS」または「Amazon ECS」(現時点ではプレビュー対応)のホストOSとして利用することを強く推奨している。