Linus Torvaldsは4月25日
Linux 5.
- 異なるUID/
GID間でファイルやディレクトリのマウントを可能にし、 コンテナ間などでのファイル共有を容易にする 「idmapped mounts」 - ブート時のプリエンプションモデルを
「preempt=none/ voluntary/ full」 で選択可能に (デフォルトはfull) - 低オーバーヘッドのメモリエラーディテクタ
「KFENCE (Kernel Electric-Fence) 」(KASANと比較してパフォーマンスは落ちるが精度は高い) - IoTデバイスに特化したオープンソースのハイパーバイザ
「ACRN」 のサポート - 複数のゾーンに分割されたブロックデバイス
(zoned block devices) およびサブページブロックサイズ (メモリページのサイズより小さいブロックサイズ) をBtrfsでサポート、 パフォーマンスの向上が実現 - NFSのwrite()システムコールに
「writes=lazy」 「writes=eager」 「writes=wait」 といったマウントオプションを追加 (デフォルトはlazy)、 NFCクライアントが迅速にENOSPCエラーに対応可能に - ブロッキングモードでのファイルオープンを回避する方法として、
非同期I/ Oの io_ uring() (Linux 5. 1でサポート) に加え、 openat2()に 「RESOLVE_ CACHED」 フラグを追加し、 よりコストのかからないノンブロッキングなパスルックアップを実現 - ネットワークポーリングAPI
「NAPI (New API)」をカーネルスレッドベースにすることで、 ユーザスペースでの制御が容易に - Intel Variable Rate Reflesh
(VRR/ Adaptive-Sync) のサポート - Nintendo 64
(n64) のメインラインサポート
Linusはすでに次期カーネル