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2021年5月18日Fedora 35、パスワードによるrootでのSSHログインオプションを終了へ

Fedoraプロジェクトは5月13日(米国時間⁠⁠、開発中の次期リリース「Fedora 35」において、現在のAnacondaインストーラに含まれるオプション「Allow SSH root login with password(パスワードによるrootでのSSHログイン許可⁠⁠」を削除することを明らかにした。Fedoraは2019年からデフォルトでのSSH越しのパスワードによるrootログインを無効にしていたが、このアップデートにより完全にサポートを終了することになる。

Drop the the "Allow SSH root login with password" option from the installer GUI -Fedora Project

アップストリームのOpenSHHプロジェクトでは、セキュリティ上の理由により2015年からパスワードベースのrootログインは無効化されていたが、Fedoraでは2019年まで「SSHログインから別のログイン方法(キー認証、ユーザ認証など)に移行するためのツールが十分に揃っていない」として、アップストリームをリバートしてパスワードベースでのSSHログインを提供していた。しかし2019年からはデフォルトで無効化、⁠Allow SSH root login with password」はオプションとしての提供にとどまっていたが、ついにこれも終了することになる。

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