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2021年5月26日F2FS、リードオンリー機能をLinux 5.14以降でサポートへ

F2FS(Flash-Friendly File System)メンテナーのJaegeuk Kim(Google)は5月24日、カーネル開発のGitリポジトリにF2FSのアップデートを投稿し、リードオンリー(RO)機能を追加したことを明らかにした。これにより今夏リリース予定の「Linux 5.14」かそれ以降のリリースでF2FSにRO機能がサポートされることになる。

f2fs: support RO feature -kernel/git/jaegeuk/f2fs.git -The f2fs filesystem

F2FSはSSDやeMMC、SDカードなどのNAND型フラッシュメモリに特化したファイルシステムで、KimがSamsung従業員時代に開発をスタート、Linuxカーネルでは2013年8月リリースの「Linux 3.8」からメインラインにマージされている。

今回のアップデートでF2FSのスーパーブロックにRO機能が定義されたたため、provisioning/reservedやSSA(Segment Summary Area:セグメントサマリーエリア)などをチェックする必要がなくなる。

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