Linus Torvaldsは5月22日
Linux 5.
- Tiger Lake以降のIntel CPUに実装された保護機能
「Intel CSET」 の一部である 「Indirect Branch Tracking (IBT)」をサポート、 CPUレベルでのマルウェアブロック機能を向上 - ftraceやperfなど既存のトレースツールを使って、
ユーザプロセスがイベントの生成やトレースを実行することを許可するユーザベースのイベントトレーシング 「user_ events」 をサポート。トレース情報の提供のみを行うので高速なトレーシングが可能に - AMD Zenなど複数のLast Level Cacheを実装するCPUのプロセススケジューリングのパフォーマンスを改善
- kprobesやkreptprobesのように、
関数の開始/終了時のみにコールバックを設定するftraceのラッパAPI 「fprobe」 - ビルド高速化を目的としたヘッダの大幅なリアーキテクチャが進行中
- Btrfsの改善 … 圧縮ファイルを解凍することなく送受信したり、
直接ディスクに書き込むことができる 「encoded I/ O」 インタフェース、 クロスマウントでのスナップショット (reflink) /重複排除 (dedupe)、 fsyncなどいくつかのワークロードのパフォーマンス向上 - バッファオーバーフローの低減を図るため、
memcpy()の境界チェックをより厳格に - カーネル開発におけるC言語の規格をC89からC11に移行
LinusはLinux 5.