Linus Torvaldsは5月31日
Linux 5.
- CPUがオーバーヒートしたときに、
ガバナーによる周波数の変更でパフォーマンスが下がりすぎないよう、 タスクスケジューラが調整を行う 「サーマルプレッシャー (Thermal Pressure)」の実装 - Linux 4.
7でサポートされたガバナー 「schedutil (スケジューラがCPUの周波数を選択)」をx86プロセッサでも適切に利用できるようにする 「周波数不変スケジューラ (frequency invariant scheduler)」の実装 - SamsungおよびMicrosoftの貢献により、
新しくなった 「exFAT」 ファイルシステム - x86プロセッサにおける
「スプリット/ロック検出 (split-lock detection)」のサポート - Linux 5.
0でサポートされた 「ARMv8. 3 Pinter Authentication (ポインタ認証)」をユーザスペースコードだけでなくカーネル (arm64) にも拡張 - Linux 4.
3でサポートされたシステムコール 「userfaultfd(2)」 (ユーザスペースでページフォルトを可能にする) に書き込み保護機能をサポート、 mprotect(2)と同等の機能を実現 (パフォーマンスはuserfaultfd(2)が上) - BPFプログラムをLSM
(Linux Security Module) にフックして、 ダイナミックなセキュリティ監査やMACポリシーを可能にする 「bpf-lsm」 - 異なるcgroup内に子プロセスをダイレクトに生成できる
「clone(2)」 のサポート - perfツールによるcgroupプロファイリング機能の改善
- iOSデバイス用USBファストチャージドライバのサポート
- F2FSにおけるZstdアルゴリズムのサポート
- 「Qualcomm Snapdragon 865」
「Qualcomm IPQ6018」 のサポート
Linusはすでに次期カーネル