Hardy HeronのAlpha 5がリリースされました
2月23日にUbuntuの次期バージョン"Hardy Heron"のテスト版である"Alpha 5"がリリースされました。Alpha 4から、
- Linuxカーネルは2.
6.24. 2ベースの2. 6.24-8. 14になりました。 - Firefox 3はBeta 2からBeta 3になり、
完全にFirefox 2を置き換えて標準のブラウザとなりました。ただし、 現時点ではパネル上のランチャーからは起動できません。起動する場合はアプリケーション→インターネットメニューを利用してください。また、 Firefox 3からプリントアウトできないという報告もあがっています。 - Windows上でUbuntu CDを利用したときにumenu(Ubuntu CD Menu)が起動するようになりました。これは、
Ubuntu CDでWinodws用のFirefoxやThunderbirdをインストールするときに使われていたWinFOSSに置き換わるものです。通常のLive CDとしてリブートさせたり、 Wubiを使ってWindows内にインストールしたり、 UbuntuやWindows用のフリーなソフトウェアについて学ぶといった作業が簡単に行えます。 - WubiもインストールCDから使えるようになりました。WubiはWindows用の特殊なUbuntuインストーラです。通常のインストーラと違って、
パーティションの分割やブートローダの設定を行う必要はありません。他の一般的なアプリケーションと同様に、 既存のWindowsパーティションに直接インストールすることができます。ただし、 サスペンドやハイバーネーションが行えなかったり、 速度が遅かったりするので、 あくまで 「Ubuntuを使ってみる」 ためのオプションであることは留意してください。
上記の変更点に加えて、
- KDEがアップデートされ、
3. 5.9 と4.0.1 になりました。どちらもバグフィックスがメインのリリースです。 - KubuntuでもWubiを利用できるようになっています。ただし、
インストール中にKDEデスクトップがクラッシュする問題があります。クラッシュしてもインストールは進行し、 完了後に自動で再起動されます。 - 新しいプリンタ設定ツールとして、
“System Config Printer” が利用できます。 - KOffice 2.
0のAlpha 6を利用できるようになりました。
8.10の開発コード名は“Intrepid Ibex”になります
Hardyの次、
8.
Launchpadがアップデートされました
2月21日にLaunchpadが1.
- これまで、
PPAにパッケージをアップロードするとビルドが行われるまで1時間弱のブランクがありましたが、 アップロードされた時点で即座にビルドされるようになりました。 - バグに関する通知を、
より簡単にメールで受信できるようになりました。 - Launchpadを使って、
savannahに登録されたバグを追跡できるようになりました。 - 特定のアプリケーションに対して、
フィルタを使って翻訳者ごとに担当した部分を簡単に検索できるようになりました。
その他にも、
5-A-Day
CanonicalのコミュニティマネージャであるJono Baconが、
ここで、
- バグの報告や確認(confirm)
- 報告されたバグの順位付け(triage)
- 上流(upstream)の開発者への報告
- パッチの提供
- 提供されたパッチの審査
- パッチを適用したパッケージのアップロード
各自のできることから取り組み、
Ubuntu Weekly Newsletter #79が発行されました
2月24日に、
コミュニティニュース
前述のHardy Alpha 5のリリース、
アメリカのメリーランド州を拠点にするMarylandチーム、
その他のニュース
インターネット上でUbuntuに言及する記事として、
- Dellが1月に発売したばかりのノートブックであるInspiron 1525でもUbuntuプリインストール版を発売することを報じるDesktopLinux.
comの記事
今週は上記以外にも、
フォーラムニュース
今週のインタビューではお休みのようです。また、
今週のセキュリティアップデート
2月17日から24日までに、
- 2月21日
- 2月22日