UDS-R(1)
UDS
今回は、
なお、
- foundations-r-wubi-redesign:Wubiを再デザインし、
より使いやすいWindows向けインストーラーを準備しよう。 - foundations-r-arm-boot-resume-speedup:ARMハードウェアを中心に、
ブート時間やサスペンドからの復帰の時間を短縮できるようにしよう。 - foundations-r-upstart-user-session-enhancements:UpstartのUser job機能を使って、
デスクトップ体験を向上したり、 安定したサービス実行が行えないか検討してみよう。たとえば 「起動してからずっと動いている」 プロセスは、 もういっそデスクトップセッションとして管理するのではなく、 Upstartのjobとして管理する手もあるはずだ。 - foundations-r-opt-installation:商用アプリケーションのようなもののために、
/optにソフトウェアを導入しても問題が起きないようにしよう。AppArmorが動作を制約してしまったり、 Dashから見えなかったり、 といった問題を解決しなくてはならない。 - foundations-r-aarch64:aarch64
(64bit ARM) やARMv8のために、 コンパイラや周辺ツールを整理しておこう。 - foundations-r-improve-cross-compilation:クロスコンパイルが簡単に行えるように、
ソフトウェアビルド上のいろいろな問題を潰しておこう。 - foundations-r-uefi-fastboot-ui:Ubuntuにも
「次の再起動後にファームウェア設定画面を開く」 というオプションを追加しよう [2]。 - foundations-r-arm-ubiquity:ARM向けに、
インストーラーをもう少し軽量なものにしたり、 より適したものにできないか検討してみよう。 - foundations-r-python-versions:13.
04こそ、 インストールメディアにはPython 3だけを含めるようにしよう。 - foundations-r-improving-dist-upgrades:
「アップグレードしたら動かなくなった」 といった問題がおきないように、 もっと安定したアップグレード方法がないか検討してみよう。 - foundations-r-dh-apparmortemplat:AppArmorの適切なテンプレートを、
「ベース」 定義から自動的に生成できるようにしてみよう。たとえば 「ネットワークアクセス」 「個人的な写真」 といった定義から、 適切なプロファイルが生成できれば、 いろいろなアプリケーションを包括的にAppArmorでガードすることができるようになり、 誰でも簡単に強制アクセス制御の恩恵を受けることができるはずだ。 - foundations-r-gaming-platform-binaries-longevity:Ubuntuをゲーム用環境に利用できるように、
環境を整備しておこう。 - desktop-r-gaming-platform-graphics-support:ゲーム用環境として利用できるように、
利用できるAPIの整理やハイブリッドグラフィックス環境 (Intelの内蔵GPU+外付GPUで構成されたノートPC) での動作、 そして 「Unityがゲームの邪魔をしない」 状態にしよう。 - desktop-r-gaming-platform-input-support:ゲームにはパッドやジョイスティックが必要なので、
そうしたデバイスを適切にサポートできるようにしよう。PCに接続できるゲームパッドはいろいろな種類があり、 さらに入力できるボタンや認識する方向キー、 アナログ入力か否かなど、 さまざまなサポート項目が必要だ。ひとまず最初の目標として、 Xbox 360やPS3のゲームパッドをサポートするようにしよう。 - desktop-r-gaming-platform-process-cleanup:ゲームコンソールとして動作するには、
アプリケーションがクラッシュしたら 「無事に」 デスクトップに戻る機能が必要だ。もともとのウインドウレイアウトや解像度を適切に復帰させるにはどうすればいいか検討してみよう。
Steam for Linux
「ゲームコンソール用OSとしてのLinux」
「いまのところ」
Steamのアカウントがあればベータテストへ応募できます。ベータアカウントなしに利用する方法も出回ってしまっているものの、
なお、
UWN#290
Ubuntu Weekly Newsletter #290がリリースされています。
その他のニュース
- Nexus 7向けUbuntuイメージのhack方法。
- Nexus 7向けUbuntuイメージを動作させた場合のディスプレイ輝度とバッテリの関係。
- Windows 8のHyper-VでUbuntuを利用する方法。
- Jujuに関するアンケート。
今週のセキュリティアップデート
- usn-1621-1:MySQLのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-November/ 001884. html - Ubuntu 12.
10・ 12. 04 LTS・ 11. 10・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-3144, CVE-2012-3147, CVE-2012-3149, CVE-2012-3150, CVE-2012-3156, CVE-2012-3158, CVE-2012-3160, CVE-2012-3163, CVE-2012-3166, CVE-2012-3167, CVE-2012-3173, CVE-2012-3177, CVE-2012-3180, CVE-2012-3197を修正します。 - MySQLのCPUOct2012に相当するリリースです。
- 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。 - 備考:Upstreamのリリースにおいてセキュリティ修正とバグ修正が分離されておらず、
かつ十分な情報が公開されていないこと、 そしてパッチを追いかける方法が存在しないことから、 この更新はUbuntu本来のリリースポリシーとは異なり、 以前のバージョンとの十分な互換性が提供されていません。本番環境に適用する前にテストを行なってください。
- https://
- usn-1622-1:Muninのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-November/ 001885. html - Ubuntu 12.
10・ 12. 04 LTS・ 11. 10・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-2103, CVE-2012-3512, CVE-2012-3513を修正します。 - 不適切なテンポラリファイルの取り扱い・
ステートファイルのパーミッション設定ミス・ 設定ファイルの不適切なロードによる任意のコード実行が可能な問題がありました。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-1623-1:Mesaのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-November/ 001886. html - Ubuntux 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-2864を修正します。 - 配列の添字がオーバーフローすることにより、
不適切なメモリアクセスを行う問題がありました。結果として任意のコードの実行が可能です。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://
- usn-1624-1: Remote Login Serviceのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-November/ 001887. html - Ubuntu 12.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-0959を修正します。 - ログインユーザー変更時の機密情報の破棄が不十分なため、
アカウント固有の情報が露出する可能性があります。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://