12.04用HWEカーネルのEOL
12.
Ubuntuには、
現在提供されるHWEは12.
13.
端的には、
12.
このEOLで影響を受ける条件を整理すると、
- 条件1:HWEを利用している。
- 条件2:Trusty HWEカーネル
(linux-generic-lts-trusty) がインストールされていない。
この2つの条件が満たされる場合、
……この条件に当てはまるかどうかを調べるのは正直なところ大変に面倒なので、
このメッセージが出力された場合は、
影響を受けない場合は、
13.10のEOL
Ubuntu 13.
現在13.
UWN#377
Ubuntu Weekly Newsletter #377がリリースされています。
その他のニュース
- Microsoft OfficeをUbuntu上で利用する方法。Office Web AppsをUbuntu上
(あるいはUbuntuで動作しているChrome上) で動作させています。 - ARMADA 37x/
38x/ XPボード (のうち、 特にGlobalscale製品) をUbuntu Kernelで動作できる状態にする試み。現状ではパッチセットに疑義が呈されていますが、 うまくマージされると、 Globalscale製品 (特にD3やMilabox) 上で、 あまり難しいことを把握しなくてもUbuntuを動作させられるようになります。 - 姉妹連載のUbuntu Weekly Recipeの執筆陣と合同で執筆した、
日経Linuxの別冊付録 「Ubuntu 14. 04 LTSが超わかる本」 が、 Kindle化されました。
今週のセキュリティアップデート
- usn-2276-1:PHPのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-July/ 002581. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 13. 10・ 12. 04 LTS・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-0207, CVE-2014-3478, CVE-2014-3479, CVE-2014-3480, CVE-2014-3487, CVE-2014-3515, CVE-2014-4670, CVE-2014-4698, CVE-2014-4721を修正します。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-2277-1:Libavのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-July/ 002583. html - Ubuntu 13.
10・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。 - メディアファイルの読み込み時に、
メモリ破壊を伴うクラッシュが発生していました。悪用により任意のコードの実行が可能です。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。 - 備考:Ubuntuの通常のアップデートポリシーとは異なり、
このアップデートはupstreamの更新版をそのまま適用しています。セキュリティ修正以外のバグ修正も含まれているため、 これまでのバージョンのパッケージと振る舞いが異なる可能性に注意してください。 - usn-2278-1:fileのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-July/ 002584. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 13. 10・ 12. 04 LTS・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7345, CVE-2014-0207, CVE-2014-3478, CVE-2014-3479, CVE-2014-3480, CVE-2014-3487, CVE-2014-3538を修正します。 - Fileに内蔵されたawkスクリプト判定器に問題があり、
特定の記述のファイルを処理対象にすると無意味なループによるリソース消費が発生することがありました。また、 CDFファイルの扱いに問題があり、 ハングアップ・ クラッシュが生じる問題と、 正規表現検索時に暴走状態に陥る問題もあわせて修正しています。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://