Ubuntuの32bitサポートの今後
「
いわく、
単語を整理しながら内容を見ていきましょう。
まず、
また、
ときには
……これらを踏まえて、
- 『廃止したほうがいいかもしれない』
という提案の対象となっているのは、 Ubuntu (狭義のUbuntuである 「Ubuntu Desktop」)の、 インストールISOイメージの32bit版リリースです。 - この
「32bit版ISOイメージ」 は、 現状では 『いつか廃止されるかもしれないが、 具体的なプランは未定』 という段階にあります。今のところ、 16. 04 LTSではリリースが行われる予定です。 - 仮にISOイメージのリリースが廃止になった場合も、
Ubuntu Desktop以外の各種フレーバー (Unity以外のデスクトップ環境を採用するもの。特に軽量デスクトップ環境) は継続してリリースされます。UbuntuというLinuxディストリビューションそのものが32bitサポートを廃止するわけではありません。 - 「インストールISOイメージ」
が廃止されることは、 既存の環境からアップグレードすることが不可能になることを意味しません。 - Ubuntu Serverについては別の議論が存在しますが、
こちらも近々で廃止する方向にはありません。
……ということで、
ただし、
こうした大きな変更が行われるのは
UWN#452
Ubuntu Weekly Newsletter #450がリリースされています。
その他のニュース
- Ubunut PhoneのOTA-9アップデートについて。OTA-9.
5 も近く予定されています。 - Ubuntu Magazineによく似た名前の同人誌、
『うぶんちゅ! まがじんざっぱ~ん♪ Vol. 4』 (首謀者:あわしろいくや) の販売が開始されました。どこかで見たことのある著者陣による、 商業誌ではできないタイプの全力投球です。 - 16.
04で実装されるHorizontal Launcherのプレビュー。 - 「Dell XPSのソフトウェア開発者向けバージョン」、
SputnikのSkylake版がリリースされています。
今週のセキュリティアップデート
- usn-2880-1:Firefoxのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-January/ 003277. html - Ubuntu 15.
10・ 15. 04・ 14. 04 LTS・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-1930, CVE-2016-1931, CVE-2016-1933, CVE-2016-1935, CVE-2016-1937, CVE-2016-1938, CVE-2016-1939, CVE-2016-1942, CVE-2016-1944, CVE-2016-1945, CVE-2016-1946, CVE-2016-1947を修正します。 - Firefox 44.
0 のUbuntuパッケージ版です。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
Firefoxを再起動してください。
- https://
- usn-2877-1:Oxideのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-January/ 003278. html - Ubuntu 15.
10・ 15. 04・ 14. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-1612, CVE-2016-1614, CVE-2016-1617, CVE-2016-1618, CVE-2016-1620, CVE-2016-2051, CVE-2016-2052を修正します。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-2882-1:curlのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-January/ 003279. html - Ubuntu 15.
10・ 15. 04・ 14. 04 LTS・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0755を修正します。 - curlがNTLMを利用してProxyの認証を行う場合、
再接続時に接続先を適切に確認せずにクレデンシャルを再利用してしまっていました。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-2883-1:OpenSSLのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-January/ 003280. html - Ubuntu 15.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0701を修正します。 - DH鍵を使った通信の一部において、
基底となる素数に 「安全でない」 ものが混じることがありました。これにより、 本来期待される暗号強度を実現できず、 有限時間で解を推定できる場合がありました。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://
- usn-2884-1:OpenJDK 7のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003281. html - Ubuntu 15.
10・ 15. 04・ 14. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2015-7575, CVE-2016-0402, CVE-2016-0448, CVE-2016-0466, CVE-2016-0483, CVE-2016-0494を修正します。 - CPUJan2016に相当するセキュリティ修正を含むアップデートです。
- 対処方法:アップデータを適用の上、
Javaアプリケーションを再起動してください。 - 備考:OpenJDKの新しいリリースをそのままパッケージにしているため、
非互換なバグ修正を含むことがあります。
- https://
- usn-2885-1:OpenJDK 6のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003282. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0402, CVE-2016-0448, CVE-2016-0466, CVE-2016-0483, CVE-2016-0494を修正します。 - CPUJan2016に相当するセキュリティ修正を含むアップデートです。
- https://
- usn-2886-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003283. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7799, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575, CVE-2015-8785を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2886-2:Linux kernel
(OMAP4) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003284. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7799, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8550, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575, CVE-2015-8785を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2887-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003285. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2887-2:Linux kernel
(Trusty HWE) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003286. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2888-1:Linux kernel
(Utopic HWE) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003287. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7550, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2889-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003288. html - Ubuntu 15.
04用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8787を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2889-2:Linux kernel
(Vivid HWE) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003289. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8787を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2890-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003290. html - Ubuntu 15.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7550, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575, CVE-2015-8787を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2890-2:Linux kernel
(Wily HWE) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003291. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446}, CVE-2015-7513, CVE-2015-7550, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575, CVE-2015-8787を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2890-3:Linux kernel
(Raspberry Pi 2) のセキュリティアップデート - https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-February/ 003292. html - Ubuntu 15.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-7446, CVE-2015-7513, CVE-2015-7550, CVE-2015-7990, CVE-2015-8374, CVE-2015-8543, CVE-2015-8569, CVE-2015-8575, CVE-2015-8787を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://