UOS 16.05(2)
去る5月3日〜5日にかけて、
- convergent-ubuntu-apps:
「コンバージェンス」 環境に向けたUbuntuのアプリケーションについて、 QTをベースにしたUIツールキットやsnapパッケージ (+AppArmorによる隔離機能) をさまざまに準備してきた。これまで準備してきたものを整理しつつ、 よりよいUIにするにはどうすればいいか話し合ってみよう。 - supporting-legacy-apps-in-mir-and-snappy:MirやSnappyは非常にすばらしいテクノロジーだ。しかし現状では既存のアプリケーションをMirやSnappyとともに利用することは難しい状態にある。今後MirやSnappyをメインストリームにするにあたって、
Libertine/Puritine (Unity 8+Mir環境で既存の.deb形式のXアプリケーションを 「適切に」 動作させるためのサンドボックスフレームワーク) の準備も必要だ。 - ubuntu-1610-and-beyond-developer-desktop-planning:16.
10と、 それ以降の世代での 「これまでのデスクトップ」 (Unity 7ベースの環境) 環境について考えてみよう。Ubuntu Personalがリリースされると言っても、 完全に無くしてしまうわけにはいかない。どこまで何を残すのかは検討する必要がある。たとえばGTKの追従を止めてしまうと各種GNOMEベースのアプリケーションにとっては致命的だし、 16. 04の維持のためのコストも必要で、 すべてを単純に置き換えることはできない。さらに、 Unity8やMirはまだ十分に成熟しているわけでもない。現実的なラインとしては16. 10まではUnity 7ベースの環境で進めて、 17. 04世代で 「メインの」 環境をPersonalに切り替える方向でどうだろう? - converging-the-ubuntu-web-browser:
「コンバージェンス」 環境における適切なブラウザについて考えてみよう。 - convergent-qtquick-applications-with-kirigami:KDEにはKirigamiという、
コンバージェンスを意識したデスクトップアプリケーション向けフレームワークがある。これをうまく利用することで、 Ubuntuにとって価値のあるアプリケーションを簡単に作れるようにならないだろうか? Kirigamiは非常に短いコードで素晴らしいUIを作り出すことができる。
このように今回の分はあまりにも夢にあふれている分野のため、
Ubuntu Coreの応用例
Ubuntuの
ScreenlyはRPIをベースにしたキットもリリースしていたり、
UWN#465
Ubuntu Weekly Newsletter #465がリリースされています。
その他のニュース
- Telegramをsnapパッケージとしてインストールする方法。
- snapパッケージによる
「隔離」 はまだ (Xを使っている限り) 不十分だという話 [2]。 - NBCNewsにbyobuの特殊モードが登場した話。
「凄腕のアタッカーがシステムに侵入する様子」 (イメージ図) を準備するのにも、 byobuはとても便利です。
今週のセキュリティアップデート
- usn-2972-1:OpenJDK 6のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003418. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0686, CVE-2016-0687, CVE-2016-0695, CVE-2016-3425, CVE-2016-3427を修正します。 - CPUApr2016に相当するアップデートです。
- 対処方法:アップデータを適用の上、
Javaアプリケーションを再起動してください。
- https://
- usn-2974-1:QEMUのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003419. html - Ubuntu 16.
04 LTS・ 15. 10・ 14. 04 LTS・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-2391, CVE-2016-2392, CVE-2016-2538, CVE-2016-2841, CVE-2016-2857, CVE-2016-2858, CVE-2016-3710, CVE-2016-3712, CVE-2016-4001, CVE-2016-4002, CVE-2016-4020, CVE-2016-4037 を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
QEMU仮想マシンを再起動してください。
- https://
- usn-2975-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003420. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2975-2:Linux kernel (Trusty HWE)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003421. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2976-1:Linux kernel (Utopic HWE)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003422. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2978-3:Linux kernel (Raspberry Pi 2)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003423. html - Ubuntu 15.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2977-1:Linux kernel (Vivid HWE)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003424. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2979-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003425. html - Ubuntu 16.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758, CVE-2016-3713を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2979-2:Linux kernel (Xenial HWE)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003426. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758, CVE-2016-3713を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2979-4:Linux kernel (Qualcomm Snapdragon)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003427. html - Ubuntu 16.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2978-2:Linux kernel (Wily HWE)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003428. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758, CVE-2016-3713を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-2979-3:Linux kernel (Raspberry Pi 2)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2016-May/ 003429. html - Ubuntu 16.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-0758を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://