Ubuntu 16.04.2のリリース
16.
16.
なお、
IoTのアイデア
- スマートシティ:売り上げを上げる噴水。
「いまどき」 の噴水はさまざまな形を吹き上げますが、 その場でスマートフォン等からオーダーできるようにすれば、 これまでとまったく異なる世界が広がります。 - 次世代ビル:ファーストクラスエレベーター。超大金持ちはホテルの最上階や屋上のペントハウスに部屋を確保しますが、
彼らにとってイヤなことは途中のフロアにエレベーターが止まっていくことです。そこでスマートフォンでそうしたユーザーを識別して、 大金持ちが乗っているときは最上階への直通便へ変更。ついでにエレベーターに好きな音楽を流したりするサブスクリプションプランも準備されています。 - 次世代ビル:テロリスト等や緊急事態への自動対策システム。画像を解析して、
顔にマスクをしていたり、 あきらかに銃器を持っているような人物が確認されたらドアを閉鎖してSWATを呼び出します。とつぜん倒れて30秒動かない人が居たら自動的にドクターを呼び出したり、 火事を検知したら消防署に連絡したり。 - エレベーターピッチ搭載エレベーター:エレベーターに乗っている人の属性を自動的に識別して、
適切なエレベーターピッチ [2] を自動展開するエレベーター。 - デジタルサイネージ:AppStore搭載トイレ。男性用トイレにはある種のポインティングデバイス
(具体的には言いにくいですが、 たとえばある種の液体をかけることによる入力指示) を搭載する余地がありますし、 女性用ならジェスチャーによるインターフェースを実現できるでしょう。なお、 このサイネージには、 タッチパネルの採用が不適切という宿命的な制約があります。 - オープンソースMRIスキャナ+アプリケーション:現在は非常に高価なMRIデバイスも、
もしかするとオープンソースベースの安価なソリューションで置き換えられるかもしれません。 - ホームオートメーション:冷蔵庫 as a Service。中身を音声で注文できるようにしたり、
必要になりそうなものを先読みで注文してくれる冷蔵庫。疲れた日にはピザを注文するのが適切なこともあるでしょうし、 場合によってはレストランと映画館の予約を入れてくれのもいいかもしれません。ついでに、 家の近くにレアなポケモンがいることを検知したら警告してくれたり。こうした機能を有償で提供したりすることで新しいビジネスが生まれるかもしれません。 - スマート自販機:自販機に通信事業者のSIM販売機能を搭載して、
本人認証とSIMの販売をついでにおこなえるようにします。 - スマート基地局:基地局を任意に設置したり、
その上で必要なネットワークスタックを走らせたり。 - スマートロボット:3Dプリンタや各種オンデマンド生産技術の組み合わせで小バッチでカスタムロボを発注して、
自分にとって必要なスペックのロボットをスーツのようにオーダーできるように。
uwn#498
ubuntu weekly newsletter #498がリリースされています。
その他のニュース
- Dellによって提供されたUbuntuに関するWebinarのまとめ。
- Ubuntuモデルも存在する小型のキーボード付きPC、
GPD Pocketのクラウドファンディングが始まっています。
今週のセキュリティアップデート
- usn-3180-1:Oxideのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003724. html - Ubuntu 16.
10・ 16. 04 LTS・ 14. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2017-5006, CVE-2017-5007, CVE-2017-5008, CVE-2017-5009, CVE-2017-5010, CVE-2017-5011, CVE-2017-5012, CVE-2017-5014, CVE-2017-5017, CVE-2017-5019, CVE-2017-5022, CVE-2017-5023, CVE-2017-5024, CVE-2017-5025, CVE-2017-5026を修正します。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-3194-1:OpenJDK 7のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003725. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-2183, CVE-2016-5546, CVE-2016-5547, CVE-2016-5548, CVE-2016-5552, CVE-2017-3231, CVE-2017-3241, CVE-2017-3252, CVE-2017-3253, CVE-2017-3261, CVE-2017-3272, CVE-2017-3289を修正します。 - CPUJan2017のOpenJDK版です。
- 対処方法:アップデータを適用の上、
Javaアプリケーションを再起動してください。
- https://
- usn-3187-2:Linux kernel (OMAP4)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003726. html - Ubuntu 12.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-9555, CVE-2016-9685を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-3190-2:Linux kernel (Raspberry Pi 2)のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003727. html - Ubuntu 16.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2016-10147, CVE-2016-10150, CVE-2016-8399, CVE-2016-8632, CVE-2016-9777を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるため、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-3195-1:Nova-LXDのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003728. html - Ubuntu 16.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2017-5936を修正します。 - Nova-LXDが構成する仮想ネットワークデバイスに問題があり、
ファイアウォールが期待通りに動作していませんでした。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
既存のインスタンスを個別に更新してください。
- https://
- usn-3196-1:PHPのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2017-February/ 003729. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-9912, CVE-2016-10158, CVE-2016-10159, CVE-2016-10160, CVE-2016-10161, CVE-2016-7478, CVE-2016-7479, CVE-2016-9137, CVE-2016-9934, CVE-2016-9935を修正します。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://