2016 Cambridge DevSummit ('BSDCam')
2016年8月15日
ケンブリッジ大学で開催されていることもあってケンブリッジ大学の研究者や、
FreeBSD開発者会議は世界中で定期的に開催されるようになっていて、
話し合うことを話し合う
BSDCamの場合、
今回のBSDCamだとこんなトピックが出てきました。ケンブリッジ大学での開催ですから、
- トレース技術
(DTrace、 ISAレベルトレース、 分散トレース、 ランタイムチェック) - エデュケーション
- ツールチェーン
(リンカ、 ビルドシステム、 クロスOSビルド、 LLVMインフラストラクチャ) - セキュリティ
(Capsicum、 メモリプロテクション) - IPC
(fork(2)) - ネットワーキング
(IPv6、 JIT、 TCP、 Vimage) - ドキュメンテーション
(翻訳、 ビルドシステム) - パッケージ
(パッケージ、 パッケージベース、 Ports Collection) - プロビジョニング
(PXE) - 消費電力
(スケジューリング) - ファイルシステム
(ZFS、 UFS) - デスクトップ
(X. org、 Linuxバイナリ互換機能)
トピックを出し切ったあとは、
ほかのFreeBSD会議では開催までにワーキンググループリーダを募って、
- 複数のトピックについて取り上げる
- それぞれのトピックについて会議する
(グループに分かれることもあれば、 全体会議のまま進めることもある) - どこかのタイミングで集合写真を撮る
- コーヒー、
お茶、 昼食、 軽食がサーブされる
このあたりは共通しているように思います。その場で議論していろいろ決めていくというよりも、
ケンブリッジ旅行ティップス
ケンブリッジは自然が豊富で英国の歴史が感じられる観光都市でもあります。一度旅行で訪れるのもありではないかと思います。そういった方向けに、
- 予算を気にしないなら乗り換えなしでヒースロー空港に着く便を取りましょう。安くあげたい場合、
時期にも寄りますが、 多少渡航時間が長くなることを気にしないなら航空会社を選ぶとかなり値段を抑えられます (今回はタイ国際航空を使いましたが、 ほかの便の1/ 2〜1/ 3くらいの費用でした)。さらに安く抑えたいとか、 もっと旅行を楽しみたいなら、 最安値で欧州のどこかの空港に着く便を取って、 あとは電車で移動するのがよいと思います。それもなかなか旅情があってたまにはよいのではないでしょうか。 - ヒースローからは電車かバスで移動することになると思います。最も簡単なのはヒースロー空港から長距離バスに乗ってケンブリッジ・
バスターミナルまで移動することです。時間に余裕があるなら、 ピカデリーといった都内の電車に乗って、 キングスクロスで乗り換えて電車でケンブリッジまでくるか、 安くあげたいならビクトリアまで電車で移動して、 そこから長距離バスがよいでしょう。ビクトリアに大きめのバスターミナルがあるので、 ここまでくればいろんな場所へ長距離バスで移動できます。 - ケンブリッジは研究学園都市だからなのかなんなのか、
あんまり普通のホテルがありません。大学のレジデンスのような宿泊場所がいくつもあるので、 それに申し込むのがよいでしょう。安いし朝食がついてきます。ただし、 トイレとバスは共有のところが多いので、 それが嫌なら申し込むときに注意深く申し込み用紙やWebの情報を読んで、 バス・ トイレ付きの部屋を頼んでみましょう。 - 街中のいたるところにパブがあるので、
昼からエールを楽しむのがお薦めです。お店で作ってるオリジナルとかなかなかイケます。フィッシュ&チップスも大抵のパブで扱ってると思いますので、 一度は食べておくとよいかと思います。屋台で買い物をしない限り大抵はクレジットカードが使えると思いますが、 クレジットカードのやり取りが面倒だと思うならある程度英ポンドに替えて持っておくのがよいでしょう。 - 市内の移動には市バスが使えます。オイスターという、
日本で言うところのSuicaみたいな (食べ物じゃありません) カードが必要なので、 バスターミナルか地下鉄の窓口で買っておくとよいでしょう。カードのデポジットが5ポンドで、 これにチャージ料金を入れたものを買います。バスはよくわからないという場合には、 自転車がレンタルできますので、 それで移動すると楽です。徒歩だと結構な距離を歩くことになると思いますが、 時間があるならそれもまたよいかと思います。
今はポンドが安いので、
勉強会
第55回 8月24日(水)19:00~ ZFSアドバンス クォータ、リザーブ、圧縮、重複、スナップショット、クローンほか
今回のFreeBSD勉強会ではデータセットにおけるクォータやディスク容量の管理、
第53回目の勉強会ではZFSの基礎
参加申請はこちらから。
第56回 9月27日(火)19:00~ ZFSとJailによるコンテナ技術活用、ユーザへのファイルシステム特権の委譲ほか
ZFSは管理者のやることを大きく変えました。多くの便利な機能は管理者にもう戻ることのできない利便性を与えてくれました。しかし、
第56回目からは、
参加申請はこちらから。