家庭内にあるSOHOルータ等の下にOEAPを設置することで、OEAPが自動的に家庭内でのインターネットコネクティビティを確保し、そこから DTLS(Datagram Transport Layer Security, RFC4347)で会社内にあるWireless LAN Controllerに接続します。 Wireless LAN Controllerは、各家庭内のOEAPからの暗号化された接続を仲介して会社LANへのゲートウェイとして機能します。
Wireless LAN Controllerで各家庭に設置されたOEAPを一括管理できるという点も、この仕組みは面白いです。会社側に設置したWireless LAN Controllerから在宅環境にあるOEAPの設定を変更できるので、社内のネットワーク環境の設定変更が各家庭に分散配置されたアクセスポイントに反映されます。