ゲートウェイでのウイルス対策により ユーザの不安を取り除く
超微粒子のミストによって室内の空気を消臭しリフレッシュする「エアウォッシュ」や、防虫剤特有のニオイが洋服に付かない「ムシューダ」など、快適な生活をサポートする独創的な商品が印象的なエステー株式会社。その同社のメール環境において、ウイルスやスパム対策ソリューションとして導入されているのが「ギデオン アンチウイルス アンチスパム Plus」です。
同社が最初にギデオンのソリューションを導入したのは、2001年のアンチウイルス製品でした。当時はウイルスメールの対策に多くの企業が頭を悩ませていた時代で、エステー株式会社においてもそれは同様だったのです。コーポレートスタッフ部門ITグループの由上康雄氏は、「次から次へとウイルスが添付されたメールが送られてくるため、その対応に苦慮していました」と言います。
「当然各クライアントPCにウイルス対策ソフトを導入するなど、エンドポイントでのセキュリティ対策は実施していましたが、それでも次々とウイルスが送られてくるという状況にユーザは不安を感じていたようです。怪しいメールが送られてくると、それがウイルスなのかどうか、あるいは下手に削除しようとすると感染してしまうのではないかなどといった問い合わせが我々の部門に数多く寄せられました」
もちろんウイルス対策ソフトでも、
パターンファイルが対応していれば、メールに添付されたウイルスを検知して駆除することは可能です。しかしウイルスを受け取ることに変わりはなく、ユーザの不安を解消することはできません。そこで「エンドポイントセキュリティだけでなく、ゲートウェイ型の製品を使ったウイルス対策の必要性を感じ始めたわけです」と由上氏は語ります。
製品の選定にあたっては現状のシステムへの影響を最小限に抑えられることと、コストがポイントになりました。
「インターネット接続環境は自社で構築しており、メール環境もLinuxで実現していました。この環境を大きく変えずに使えるソリューションを探していたところ、行き当たったのがギデオンの製品でした。自社環境に適応できそうだったので、試用版をダウンロードして使ってみることにしたわけです」
インストール作業はスムースで、簡単に使い始められたことに驚いたという由上氏。ウイルスも適切にブロックされる上、コストも抑えられることが分かったことからすんなりと導入が決定したそうです。
実際に使い始めての印象はどうだったのでしょうか。
「Kaspersky製のエンジンを使ったアンチウイルスの機能はブロック率も高く、性能には非常に満足しています。定義ファイルの更新も自動のため、メンテナンスが容易であることも嬉しいですね。トラブルも起こったことはなく、ユーザに意識させることなく使えているので助かっています」
2006年には迷惑メールが増加したことから、当初のアンチウイルスに加え、ギデオンのアンチスパムソリューションも導入されています。由上氏は「迷惑メール対策のためのソリューションも数多いのですが、アンチウイルスと同様にシステム構成を変更する必要がないことに加え、コスト面、運用面の双方で負担が少ないことです」と評価されています。
このように導入の敷居が低く、また運用負荷を最小限に抑えながらセキュリティ強化を実現できるギデオン アンチウイルス アンチスパム Plusは、エステー株式会社のメール環境において、欠かせない存在となっているようです。
導入企業PROFILE
1946年の創業以来、「ムシューダ」や「消臭力」、「脱臭炭」など生活に密着したユニークな商品を開発して、新たな市場を創造し続けています。
現在は、消臭芳香剤、防虫剤を中心に、除湿剤、家庭用手袋やクリーナーなど幅広い分野で、「世にない商品」を提供しています。
企業スローガン「空気をかえよう」のもと、ユーザの暮らしに"癒しや感動"をもたらす商品を届け、すべての事業活動において、より創造的・革新的な取り組みに挑戦しています。