virt-managerでは仮想マシンの稼働状況やCPU使用率などを一覧表示で確認できます。また、仮想マシンを選択した状態で「Edit」 → 「Virtual Machine Details」を選択すると、仮想マシンへのメモリ割当量も確認できます。ホスト Linux に関しても同様の操作で CPU 使用率やメモリ使用量、ディスクの使用量を確認できます。
Systems Directorとは、IBMが提供するプラットフォーム管理ソフトウェアで、1台の管理サーバ(Systems Director サーバ)を用意するだけで、サーバやスイッチ、ストレージなどさまざまなIBMハードウェアの一元管理(アラート受信も含む)ができます。これに VMControlプラグインを追加すると、KVM/VMwareを初めとしたさまざまな仮想化環境もWebブラウザ1つで同じ操作で一元管理でき、運用担当者の管理負担を軽減できます。
Systems Director には上記のリソース監視の他にもハードウェア障害監視やイベント自動対応機能など、運用担当者の通常運用にかかる負担を軽減する様々な機能が搭載されています。
その他の機能については第8回で説明いたしますので、そちらをご参照ください。
IBM、IBMロゴ、Systems Director VMControlは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。